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東京 10月8日(ブルームバーグ):8日午後の東京株式相場は、高安まちまち。TOPIXが再び下げに転じたのに続き、小幅高水準で堅調に推移していた日経平均株価も一時下落に転じた。買い主体が個人や証券会社の自己売買部門など短期資金で、取引終了にかけて利益確定売り圧力が高まりやすいなか、午後2時に発表された8月の機械受注が5カ月ぶりに減少したことも売り材料視された。
TOPIXは前日比0.31ポイント(0.04%)高の860.78、日経平均株価は同12円50銭(0.1%)高の8700円50銭。
内閣府経済社会総合研究所が8日発表した8月の機械受注統計によると、民間設備投資の先行指標とされる船舶・電力を除く民需からの受注額は、季節調整済みで前月比13.6%減と、5カ月ぶりにマイナスを記録。前年同月比では 20.3%の減少だった。
足元の国内景気の減速基調が確認されたとあって、個別では、イトーヨーカ堂やセブン−イレブン・ジャパンなど小売株が下げ幅を拡大し、SMCや三菱重工業やコマツ、クボタ、ダイフク、日本精工など機械株も総じて下落。 また、堅調だった銀行や電機株の一角も、やや上げ幅を縮小させる展開となっている。