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【ワシントン=吉田透】
米エネルギー省は7日、最新の短期エネルギー見通しを発表した。原油価格は需給要因から今冬にかけて緩やかに上昇し、来年1―3月には平均1バレル31.17ドルで推移すると予測した。
予測の標準的なシナリオによると、原油価格は今年10―12月の平均30.31ドルから来年1―3月に31ドル台に乗せ、同4―6月も30ドル台で推移するとみている。主として日米など経済協力開発機構(OECD)に加盟する先進国で、石油需要が増大するのが価格を押し上げるとみている。
このシナリオは米国によるイラク攻撃開始を織り込んでいない。ただ「イラク情勢は2003年の石油輸出国機構(OPEC)の原油生産に影響を及ぼし続けるだろう」と指摘しており、対イラク戦開始による原油価格の変動の可能性を示唆している。 (12:00)