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総務省は３０日、失業者の収入などを調べた「就職希望状況調査」を発表しました。それによると、今年四、五月の完全失業者３７４万人（平均値）のうち、１９０万人が調査時の一カ月間に「収入がなかった」ことがわかりました。このうち、３４歳以下の若者は１１４万人を占めました。調査は、失業者の収入、求職活動の状況を調べる目的で初めて実施。約２万件のサンプル世帯調査を基に、実数を算出しました。
失業者の一カ月の主な収入は、「収入なし」に次いで、雇用保険が７７万人、年金・恩給が３３万人の順。世帯主との続き柄でみると、「世帯主」本人は、無収入（３０万人）と雇用保険受給者（２８万人）がほぼ同じ水準でしたが、世帯主の子どもなどを示す「その他の家族」は、１１７万人が無収入でした。
雇用保険については、受給していない世帯主５９万人のうち２７万人が「既に期間が終了」していて、失業の長期化で生活不安が深刻になっていることを示しました。その他家族では、「資格を満たしていない」「前職がない」が１００万人を超えました。
求職活動の状況は、３４歳以下で「自分に向いた仕事に就きたい」などの理由が目立ちましたが、３５歳以上では、「労働条件に不満」など労働市場側の理由を挙げる回答が多くありました。また、求職活動をしていない非労働力人口４０８２万人のうち、「探す予定・探す可能性がある」と答えた人は９２３万人にのぼりました。
正規125万人減→臨時50万人増 労働力調査
総務省が三十日発表した労働力調査（速報）によると、六月の完全失業率（季節調整値）は前月と同じ５・４％でした。男性は同率の５・５％、女性は０・１ポイント低下の５・２％でした。
完全失業者は３６８万人で、前年同月比３０万人増。男女とも同１４万人増加し、男性２２２万人、女性１４５万人でした。自発的離職者は１１７万人で、４カ月連続して前年比で減少する一方、非自発的離職者は１５３万人で、同６１万人増と過去最大の増加です。
職に就いている人を示す就業者は前年同月比９３万人減少（前年比十五カ月連続減）の６３７３万人。うち、雇われている人を示す雇用者は同６５万人減（同十カ月連続減）の５３４８万人です。
特に常用雇用者は四千五百七十七万人で、前年同月比百二十五万人減と二カ月続いて百万人を超す減少。臨時雇用は六百二万人で、同五十万人増と増加基調で推移しており、企業が雇用を正規社員から非正規社員化を進めている傾向が続いています。また、自営業主・家族従業者は九百九十八万人で、前年同月比で三十四万人減と二十九カ月も連続して前年比減少を続けています。
有効求人倍率0.53倍
失業率 近畿6.8％、東北6.4％…
厚生労働省が三十日発表した六月の一般職業紹介状況によると、有効求人倍率（季節調整値）は、前月と同率の〇・五三倍でした。
雇用の先行指標といわれる新規求人は、一年前（前年同月）より３・０％減と十一カ月連続で前年比減となりました。これを主要産業別にみると、前月に引き続き「サービス業」（１・０％増）は増加となり、「建設業」（１３・２％減）、「製造業」（２・８％減）は減少。一方、「運輸・通信業」（２・０％増）は減少から増加、「卸売・小売業、飲食店」（５・８％減）は増加から減少に転じました。
◇
五月の有効求人倍率を都道府県別にみると、熊本県が前月比で〇・〇三ポイント低下するなど、十一道府県で前月より悪化しました。
４―６月の労働力
総務省は三十日、六月の労働力調査結果の発表と同時に、四―六月の平均結果も発表しました。
それによると就業者は六千三百五十四万人で、前年同期比百二万人減少（全国十ブロックすべてで減少）しました。完全失業者は三百七十二万人で、同二十七万人増加。完全失業率（原数値）は５・５％で、同０・４ポイント上昇（悪化）しました。
完全失業率を全国十ブロック別にみると、北海道が前年同期比で０・３ポイント低下（改善）したほかは、すべてのブロックで悪化しました。特に東北（６・４％）、南関東（５・７％）、近畿（６・８％）は、過去最悪を更新しました。
上昇幅が最も大きかったのは東北の１・６ポイントでした。
IS＝LM曲線を下げようが、上げようが 叩こうが、蹴ろうが、殴ろうが なんら反応がない労働市場（笑）
投資と貯蓄の真ん中に立つ、銀行が利益をすべて不良債権に回すんだもんな。
この国は、間接金融が中心だから確かに、BIS攻撃は効いたが84年ごろからスイスのバーゼルで動きはあったし、
そのまえからも、そんな動きはあった。
大蔵省が知らないわけがない。
これは、大蔵省の政策ミスだ。
唯一、効果のあった財政でのてこ入れも。
10年も動きがない銀行が、財政の動きをカットして効果の無いものにした。（土俵際まで追い詰められ次の手持ち政策はめぼしいものがない状況）
民間需要を消すのも大手の無駄な生産性を維持しているためじゃないか。
だからこの国は、GDPのうち海外効果は5兆円なんていわれるんだ。
たとえば、製紙会社なんかの株は海外の企業に渡してしまえ。日本の製造業に力を入れるとかしろ。
公的資金を注入した銀行が、海外に伝わるような解雇やリストラクチャリングの動きをしたことがあるか。
国債利率とインターバンクや日銀ネットでの利率が、こんなにも低くなければ銀行は逝っている。
銀行は国債投資で儲けているはず。
それを、いいことにメガバンクになって預金保険機構が用意する金額以上の銀行になりやがる。
強制注入ができないことをいいことに。
どこまで、日銀と国民に甘える気だ。
ところで、あなたは、この3年間ぐらいで日本発世界的なニュースで経済効果のある産物をみましたか？
わたしは、ポケモンしかみていない。
GDPが下がるはずです。投資してないんだもん。
で貯蓄の取り崩しが始まる。
デフレスパイラルの渦からの生還は、果たして可能か？
否か？
題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。