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自民党の中曽根康弘元首相は6日昼、神奈川県箱根町で講演、小泉改造内閣の経済財政運営に関し「学者の竹中(平蔵)大臣1人に丸投げしては危ないとの感じを持っている。首相が目を配らないといけない。うまくやれれば拍手喝さいだが悪くすると(政権は)どん底に行く」と述べ、小泉純一郎首相が指導力を発揮するよう求めた。
中曽根氏は「不良債権処理と景気回復はデリケートな問題で、中小企業に対してはセーフティーネット(安全網)のため信用保証、国民金融公庫、中小企業金融公庫とか政府系金融機関がカネを出す以外にない」と指摘した。
また国会運営については「『変人社会』の中で『変人首相』が出てきたが、いつまで続くか分からない。首相は国会議員が選んでいる。国会、政党を大事にしなければ、自分の立脚点、足元が危なく、えらいことになる」と述べ、与党との協調に配慮すべきとの考えを強調した。〔共同〕 (13:55)