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2002年10月6日 サンデープロジェクト
田原氏:これは竹中さんが、一番嫌いな質問だと思うんですが、あえて聞きますね。小渕さんの時は、60兆円の金を用意したんですけど、今度はどのくらいの金を用意する覚悟があるんですか?
竹中氏:ですから、資産の査定をしてから、自己資本をしっかりと見つめて必要なものはやろうと。
田原氏:だから、大体、竹中さんはどのくらい必要になると見ていらっしゃるんですか?
竹中氏:これはちょっと、わからない。
田原氏:大臣としては言えないだろうけど。
塩川氏:あえて私が言うなら、今、資本注入につかえる金融危機勘定が15兆ありますが、私はこれを全部使うくらいの覚悟で臨んだほうがいいと思う。
田原氏:15兆で大体処理できる?
塩川氏:株価が100円を切っている企業の債務を全部足すと40兆くらいになるんですね。それをいろいろ、今までの倒産の中でのレートで、いろいろとやってみますと、やっぱり十数兆くらいはロスがでることだって、十分、有り得るという覚悟でいくべきだ。覚悟の問題として私はそうだと思う。やはり、査定してみないとわかりませんよ。
田原氏:その覚悟はあり?
竹中氏:これは覚悟してやるということです。あの、一部の人の中には、こんなことを言う人もいるんです。もうこれはですね、とても投入しなくてはいけないお金が多額でとてもコントロールできないと。だから、私はもうギブアップだ、と言う人も、実はいるんですよj。私はそうは思わない。私はそうは思わない。これは十分できるし、それをやる覚悟はあるということです。