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米、公定歩合廃止へ
来年から 市場金利上乗せ式に(東京新聞 11/1 夕刊)
【ワシントン31日時事】米連邦準備制度理事会(FRB)は三十一日、市中銀行に一時的に融資を行う際、現行の公定歩合を適用することをやめ、融資金利を市場金利を上回る水準に設定する制度を正式に決定した。FRBの決定は全会一致だった。新制度は二〇〇三年一月九日から適用される。これに伴い、既存の公定歩合の効力はなくなり、事実上廃止される。
市中銀行が緊急に流動性確保の必要が生じた場合、FRBは経営が健全な銀行に対し、短期市場金利の指標となるフェデラルファンド(FF)金利の誘導目標に1%を上乗せした貸出金利(プライマリークレジット金利)を適用することになる見通し。それ以外の銀行には、この貸出金利にさらに0・5%を上乗せした金利(セカンダリークレジット金利)が適用される予定。
現行の公定歩合では、市中銀行は市場金利を下回る水準での資金調達が可能だったが、手続き面で緊急時の融資が難しいとの指摘もあった。このためFRBは今年五月、現行制度改革の意向を打ち出していた。FRBは制度改革により、市場の資金がひっ迫した際に、資金供給が容易になるとしている。
FRBはまた、今回の制度改革は金融政策の変更を意味するものではないと強調している。
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すでにパンパンに膨れ上がった米国国債は破裂寸前。そこに市中金利よりも安く調達できる公定歩合を廃止して、
FFの誘導目標金利にリンクした金利でしか貸し出さないということは、今後、金利は絶対に上がるしかなく、
テロ対策かなんかは知らないが、サウジの投資や苦しくなった欧州の保険会社の投資は、米国市場から逃げ出して
ドルは安くなる一方、唯一、日本だけが米国を支えているのだが、今後イラク戦争等で原油が高騰していったら、
米国は歴史的なスーパーインフレに襲われるのではないだろうか。
イルミナティは、航空会社の次に銀行(中小)を狙っているのだろうか?