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(回答先: 若者の失業解決が急務だろうね 投稿者 WW 日時 2002 年 11 月 01 日 03:02:19)
「仕事のなかの曖昧な不安」
抜粋
この本の1番の論点は、中高年の雇用維持という既得権の行使が
若者の大量失業・フリーターの増加に繋がっているというものだ。
この本の良い所は、問題を追及するのみに終わらず、
若者の失われた働き甲斐を見つけるために「何をしなくてはいけないのか」
まで追求している点だと思う。
特に終章「十七歳に話をする」は、読んでて胸が熱くなった。
著者の、この問題に対する並々ならぬ熱意を感じる。
データが細かく読みづらいところもあるが、是非多くの人に読んで欲しい。
経済学は、こんなことも証明してくれる学問であると認識できると思う。