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☆世界で競争力があるってことは、それだけ厳しい評価にさらされるってことだから当然だな。政府や銀行も競争にさらさなきゃね
日本のビジネスマンに最も信頼されている業界は自動車業界で、逆に不動産、食品業界などへの信頼は低い――米大手PR会社、ゴリンハリスは、日本とアジアの3か国・地域で同時に企業の信頼度について調べた結果をまとめた。
日本、アジアとも、国際競争力を持ち、生活や経済を支えている産業への信頼度が高く、投機の対象となる商品を扱う業界や、不祥事を起こした業界の信頼は一気に下がるという傾向が出ている。
調査は今年7月、日本と台湾、香港、シンガポールで、ビジネスマン200人ずつに電話で行い、25の業種について信頼できるかどうかを聞いてまとめた。
その結果、日本で最も信頼されていたのは自動車業界で、全体の70%が信頼していた。産業界で唯一好調な業績をあげていることが「競争力がある、いい製品をつくっている」と評価され、信頼に結びついていると見られる。通信、電力業界など、生活を支える社会基盤を担う業界は日本、アジアとも信頼されているが、ゴリンハリス日本法人では「調査時点が東電の不祥事が出た以降だったら、結果は大きく変わっていたのでは」と見ている。
また、アジアでは51%が信頼し、信頼度4位となっている銀行業界は日本では過半数の信頼を得られず、不良債権問題が信頼度にも影響していることがわかる。
反面、最も信頼度が低いのは日本、アジアとも不動産開発業で、日本では信頼できるという答えは10%だけだった。証券、建設業界も日本、アジアともに信頼度が低かったが、日本では特に食品業界と健康・美容製品業界への信頼度が低く、輸入品などで安全をめぐる問題が多発していることが影響しているとみられる。
(10月31日23:02)
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