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(回答先: 韓国の金融改革に学ぶも、日本の問題はより大きく複雑(ロイター) 投稿者 Gaia 日時 2002 年 11 月 01 日 12:29:42)
10月23日付の米誌、「ニューズウィーク(日本版)」が、『師弟関係が逆転する日』と題する記事を掲載した。
このタイトルにある“師”とは日本のことを、そして“弟”とは韓国のことをそれぞれ指す。 そして、この記事の中に、以下に
示すようなくだりが出てくるのだ。とりあえず引用してみることにする。
〈−前略−竹中は、韓国を模範の1つとして銀行改革を進めようとしていることを隠さない。昨年の本誌の取材に対しても、債務超過企業を整理した韓国のやり方について、「日本にはそれができるし、そうするべきだ」と答えている−後略−〉
1997年に通貨・経済危機に陥った韓国経済は、IMF(国際通貨基金)の管理下に移行する。
こうした状況を受けて金大中政権は、IMFの強力な指導の下、銀行の不良債権処理を進めるために実にGDPの3割にもあたる、1300億ドルもの公的資金を銀行に投入するのである。
「この結果、韓国の6大銀行(日本の大手都銀に相当)はすべて国有化されてしまったのです。しかし、その一方で、銀行業界で働く人員の40%をカットするなど、大幅なリストラが可能に
なったといえるでしょう」(金融庁幹部)
しかし、そうした“銀行国有化”というドラスティックな銀行処理策は、その後どの様な事態を引き起こしたのであろうか。
6大銀行のうち、新韓銀行を除く5行が“外資”の手に落ちてしまったのです。この場合“外資”と言うよりも米系資本と言った方が適切でしょう」(金融庁幹部)
現在、韓国の銀行業界において規模の面で第2位を大きく離す形でナンバー1の地位にあるのは、国民銀行(昨年11月に住宅銀行と合併)である。 ちなみにこの国民銀行の大株主の地位にあるのは、米系資本の代表格とも言えるゴールドマンサックスだ。
※竹中が狙ったのは、韓国方式。
※韓国の大手銀行は、国有化後、6行中、5行まで米系外資がゲット。