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(回答先: 日銀決定会合始まる、追加緩和を協議 投稿者 日時 2002 年 10 月 30 日 10:49:51)
【ロンドン=小平龍四郎】国際会計基準理事会(IASB)と米財務会計基準審議会(FASB)は29日、企業会計の国際基準と米基準の将来の統一に向けて覚書を交わしたと発表した。第一弾として2003年中に、15項目程度の統一案をまとめる。隠れ人件費とされるストックオプション(株式購入権)の会計厳格化も視野に入れている。
第一弾の統一案は、研究開発費など短期的な統一が可能とみられる分野が対象。米会計基準では研究開発費は全額を費用処理できるが、国際基準では試作品を作るまでの研究費しか費用として認められない。IASBとFASBはどちらかの基準に合わせる形で統一を進める。
覚書は企業の反対で検討が難しかった分野についても長期的な統一を促している。例えばストックオプションの会計処理は、国際会計基準では2004年から人件費として計上を義務づけるが、米国は産業界の抵抗で費用計上が強制されていない。乱用で米企業の利益が水増しされているとの指摘も多く、投資家が決算に不信感を抱く一因になっていた。 (09:31)