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(回答先: インフレ目標付長期国債買い切りオペの提案 岩田規久男学習院大学教授 『内閣府・社会経済研究所のHPより』 投稿者 招き猫 日時 2002 年 10 月 29 日 18:03:48)
>あっしらさん、随分リフレ派に変わられましたな。
>後もう少しです。
今は投稿をやめられた「匿名希望」氏とのやり取り以前から、デフレ解消=緩やかなインフレを主張していますので、「リフレ派に変わられましたな」という認識に首を傾げています。
「構造改革」に反対し、「インフレターゲット政策」に対してはその無効性を主張するというのが一貫したスタンスです。
ご紹介いただいた岩田規久男学習院大学教授の論考をざっと読みましたが、現状認識及び政策提案ともポイントを外しており魅力を感じるものではありません。(財政政策に抑制的なところは評価しますが...)
機会があれば批判内容を書こうかとも思っていますが、今日投稿した内容が、そのまま批判担っていると考えているので様子を見ます。
>つまり、政府と日銀の統合勘定でみれば、国債買い切りは「政府紙幣発行」と同じ意
>味を持つのです。
「国債買い切り」が「政府紙幣発行」と同じ意味を持つという説明には同意できません。
「政府紙幣」は直接の需要として経済社会に立ち現れる通貨であり、「国債買い切り」は中央銀行から商業銀行への通貨供給手段ですから経済社会にそれによって経済社会に立ち現れる通貨が増加するかどうか不明です。
説明されていることは、「国債買い切り」がほとんど公的債務の積み上げにはならないということだけです。