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岩手、青森、秋田の北東北3県は、公募地方債を共同で発行する方向で検討を始めた。増田寛也岩手県知事が30日に青森、秋田両知事に正式に提案、来月初めに地方債共同発行研究部会(仮称)を立ち上げる。総務省によると、実現すれば都道府県同士では全国初になる。
3県は、環境や観光など、特定の事業を共同で進める場合に、新しい資金調達方法の一つにしたい考えだ。発行方法としては、住民らから小口の出資を募る「ミニ市場公募債」などの案が挙がっている。
3県が同じ地方債を発行することで、まとまった量が確保でき、民間から資金調達しやすく、投資対象として市場での売買もしやすくなる、とされる。
共同発行する自治体の中に、信用力のない自治体があれば利回りが上がる危険もある。3県はいずれも1兆円以上の地方債残高があるが、総務省は「信用度は財政事情より、発行規模に左右されるから心配ない」としている。
公募地方債は、全国一律の発行価格になっていたが、総務省は4月から財政規模の大きい東京都債に差をつけることを認めた。さらに03年度からの公募地方債の共同発行も認めた。06年度には、総務相の許可がなくても公募地方債が発行できるようになる。
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赤信号みんなで渡れば・・・・・なんてのを思い出しましたが、まさか財政破綻みんなで渡ればを実行しているのではないでしょうか。3県そろって財政破綻をするのは勝手ですが、他県や中央に負担のしわ寄せはやめてもらいたいですね。