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日本の銀行が戦略的に中国に進出し、日本の資産を活用しないと外資においしい資産をそうなめにされてしまう。
ワールドワイドな経営をするためにも、不良債権の早期根絶が必要だ。
上海に世界の一流ブランド店ずらり 行政が音頭
国慶節でにぎわう淮海路の欧米ブランド街=上海市で
1日から始まった中国の「国慶節」の連休にあわせて、上海を代表する目抜き通り、淮海路に欧米ブランドの専門店街が出現した。旧フランス租界に世界の一流専門店を集めて、かつての上海の華やかさを復活させようと、行政が音頭をとって進めている「高級ブランド街計画」の第1弾。年内にも第2期分に着工する。
フランス式の建物が並ぶ130メートルの通りに、洋服や宝飾品など欧米のブランド専門店16店が入る。宝飾品のスワロフスキーなど中国初登場の店も五つある。淮海路の中心部を管轄する上海市の区政府がコンサルタント会社に依頼して昨年下半期から進めてきた。1、2期が好調ならば区域を拡大する方針だ。
旧フランス租界を貫く淮海路は、南京路と並ぶ上海の代表的なショッピング街。伊勢丹やホテルオークラ系のホテルも近く、日本人観光客にもおなじみの場所だ。
(23:09)
上海:消費市場の国際化傾向が顕著
発信:2001/09/26(水) 11:54:08
新華社上海支局の25日付報道によると、経済の発展による都市としての総合力の向上は上海市民の生活水準を安定的に引き上げており、現在、上海の消費市場には明らかに国際化の傾向が表れているという。
最近の上海市民は、国内ブランドの商品に満足する一方で、世界各地の流行を求め始めている。上海市商業情報センターの統計によると、昨年の500種にも及ぶヒット商品の中で、上海シャープのエアコン、シーメンスの電話機、ネスカフェのコーヒー、ダフネの革靴などがそれぞれ上位にランクインするなど、外資系国内企業の製品を含む海外ブランド商品が51.7%、家電製品に至っては60%以上を占めており、消費の主力となっている。
現在、上海市民の多くは、国際的な有名ブランドに対して高い購入意欲を持っている。以前、上海虹橋友誼商城が700名を対象に行なった調査によると、その56%が「国際的な有名ブランド服や商品を購入するために来店」と回答、国際ブランド熱の高まりを示している。
対外開放政策によって海外から多くの小売企業、サービス企業が参入したことに伴い、上海の中心地には国際風情が豊かな高級品店街が出現した。錦江ディクソン、マイソンモード、シティックパシフィック、パリスプリング、伊勢丹など、以前は市民にとって「高嶺の花」だった場所も、今では多くの人が来店している。
例えば、平日で1日に24万人、休日ともなると42万人が訪れるという淮海路に位置する「大上海タイムズスクエア」のショッピングモールには、世界各国から有名ブランド服、装飾品、化粧品、日用品などが集まり、上海における海外流行の発信地となっている。また、総投資5億元、南京西路の「恒隆スクエア」には世界有名ブランドの専門店が集まり、その心地よい消費環境や豪華なサービス設備は国際的に見ても一流で、個性を求める消費の中心地となっている。
アメリカやヨーロッパに展開中の「レインフォレスト・カフェ」は、店内に大自然の熱帯雨林の景観を作り出し、国際的に流行している「人と自然との融合」を演出、来店する市民が後を絶たない。他にも伝統的な西洋料理を提供するレストラン「レッドルーム」、ブラジル、アルゼンチンの南米風情豊かなエスニック料理店、畳敷きの日本料理店、衡山路や巨鹿路の異国情緒豊かなバー、カフェなど、どこも人気が高い。
国内外の往来が益々盛んになり、情報ルートの増加、スピードの加速に伴ない、上海と海外との流行の時間差も縮まっている。以前は、海外での流行が上海に伝わるまでに5〜6カ月、長いと2〜3年を要していたものが、今では1〜2週間で、それも以前のように香港や台湾、広東省経由でなく、直接上海に上陸する。そして、収入が増加した多くの市民がこれを受け入れる構造になっている。
収入水準の向上に伴ない、上海市民の消費概念も市場経済国家の概念に近づきつつある。以前は、商品の数量やその使用価値を求めていたものが、付加価値を重視するように変化しており、商品のブランド、ランク、流行、デザイン、環境保全などに至るまで、今では物質的な消費に対する精神的、文化的享受を求めている。
例えば、住居購入における、面積、階数、方角といった従来の基準に加えて、デザイン、交通、地域環境、文化など、さらには周囲に水や緑を求めたり、ブランドやサービスを重視する方向への変化がある。このほかにも、飲食における健康への配慮や安全性の重視、旅行における趣味の活動など、こうした上海市民の変化について上海市社会科学院部門経済研究所の事ウ畏所長は、国際的な消費概念に近づいているためであるとしている。