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証券準大手8社の9月中間決算が25日出そろった。株価低迷やネット専業証券の台頭など、主力の個人向け営業に厳しい経営環境を反映し、8社すべてが当期赤字となった。各社とも商品多様化を急ぐが、コスト削減はすでに限界に近く、生き残りへの道は厳しさを増す一方だ。
相場低迷で株式売買手数料が減った。新光の手数料収入は前年同期より34%減り、リストラ効果が吹き飛んだ。来年4月に合併予定の明光ナショナル、さくらフレンドも、前年の当期黒字から赤字に転落、減収が続く岡三も赤字となった。
9月に旧国際証券など4社が合併した三菱の赤字幅は8社で最大。合併効果が出始めた9月以降の営業収益は増えているという。
新たな経費削減策では、UFJつばさが年内に800人の希望退職者を募り、126ある店舗も今年度中に90まで減らす方針。みずほインベスターズは10月から役員報酬を平均で24%、社員給与も平均8%削減した。
(19:37)