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りそなホールディングス(大和銀ホールディングスから改称)は25日、2002年9月中間期の連結純利益が110億円になったようだと発表した。従来予想は200億円。自己査定を厳格にし、引き当てを積み増したため不良債権処理損失が当初の想定を上回った。株安が進んで含み損が拡大したこともあり、7月に9%程度を見込んでいた自己資本比率(国内基準)は7%台後半に低下。国際業務に必要な8%を下回る見通し。
急速に進んだ株安で株式などの含み損は4.3倍の3410億円に急拡大した。前期までに株価が3割以上下がった銘柄についてはほとんどを減損処理しているため、今中間期の処理額は125億円(前年同期は3987億円)に減少した。保有する持ち合い株式売却の達成状況は大和銀が通期計画2000億円に対して2割、あさひ銀が1500億円に対し6割となっている。
貸倒引当金への繰入額などを除いた実質業務純益は傘下3行の単体合算で前年同期比2%減の1600億円だった。一方で不良債権処理損失は7%減の1480億円と若干減り、業務純益の範囲内に収まった。 (17:37)