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三菱東京フィナンシャルグループは1日、2002年9月中間期の連結最終損益が1400億円の赤字(前年同期は968億円の赤字)になったようだと発表した。従来予想は280億円の黒字。貸出金利の引き上げや手数料収入の拡大で実質業務純益はほぼ予想の水準を達成したが、期末の株安で減損処理額が約1810億円(東京三菱銀、三菱信託銀の単体合算、以下同)に膨らんで利益を圧迫した。
貸倒引当金などを繰り入れる前の実質業務純益は前年同期比1.1%減の3060億円になったもようだが、ほぼ計画を達成した。新規の不良債権発生も前年に比べると減っており、与信関係費用は実質業務純益を下回る見込み。一方、株式関係損益は2250億円の赤字(前年同期は3668億円の赤字)になったようだ。日経平均株価は期末の9月30日大引け時点で9383円29銭と低水準で減損処理額が当初の想定を大きく超えた。 (17:00)