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(回答先: Yahoo住友金属掲示板に注目発言!〜【但し真偽不明ネタですが】 投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2002 年 10 月 01 日 14:21:55)
http://jimbo.tanakanews.com/236&237.html
●国際金融資本の支配を突き破る?
OICに先立つ3月末、クアラルンプールで開かれた『国際イスラム資本市場会議』でのマハティール首相の演説は、まさにイスラム圏をリードする極めて有能な指導者であることを強烈に印象づけた。
それは、まさに「アメリカの陰謀」を完璧に封じ込める、極めて現実的な提案であった。
「為替相場は投機の対象となり、恣意的に決められる」というのが、マハティール首相の予てからの持論だ。まったくの正論で、それこそが今日における根源的な災いの元になっている。
同首相はこの席で、「金との交換可能な国際的通貨である『ゴールド・ディナール』の貿易決済での使用」を呼びかけ、「各国通貨を、投機に基づくリスクが無いに等しいこのゴールド・ディナールとリンクさせることで、為替相場の安定につながる」と主張した。
さらに、「各国通貨に代わるものとしてではなく、貿易に限定した決済にゴールド・ディナールを使用し、中央銀行が外貨準備として保有する仕組み」を提唱。
「すでに仕組みの導入に向けて検討を始めており、どのような問題も解決できるであろう」と語り、会議参加者に真剣な討議を求めたのであった。
1992年にスペインで鋳造が始められた『ゴールド・ディナール』は、重さ4.25グラムで22金の金貨である。
これが、一種のイスラム運動の中に組み込まれて急速に使用が拡大してきたのだが、中東のみならず、ヨーロッパや南アでも高い人気を誇っている。また、一部の国では通貨として商品の売買にも使われている。
国際的な電子商取引の決済通貨としても、「E−ディナール」と呼ばれて160以上の国で活用が進んでおり、およそ30万人が「E−ディナール」の決済口座を開いているという。
この「金本位制」は、国際金融資本(現代マネー経済社会の支配階級)の支配を突き破って普及するモンスターのようなパワーを秘めている。
まずは、「E−ディナール」がウィルスのように今後急速に蔓延る可能性は高い。
さらに、世界各国で勢い良く普及している「地域通貨」と連動することが考えられる。
その流れを遮ることの出来る具体的パワーは存在せず、何よりもここでは「テロ撲滅」と同じ手法はまったく通用しない。
必然的に国際金融資本の枠組みを離脱した「まったく新しい世界秩序」にまで突き進んでしまう。
もちろん、これによって全ての問題が解決するわけではないが、「テロ」も「陰謀」も新たに活躍の場を捜すしかない。しかし、その選択の幅はこれまでのような広さではなくなっている。
表顔だけ勇ましいブッシュの「テロ撲滅」には、当然のことながらこのようなダイナミズムなどカケラもない。もともと本気でやっているわけではないからで、使い古された昔ながらの単調な手法の繰り返しでは、底もすぐに割れる。
もっとも、その「単調」さが圧倒的なアメリカ人にウケる秘訣なのだから厄介だ。
要するに、ブッシュは、歴代のキラ星のごとく並み居る「アメリカ紳士たち」と同じで、「テロ撲滅」という正義の看板も一皮めくれば、ペテン師と詐欺師のひどいインチキが丸見えになる。