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大手銀行の間で中間配当を見送り、配当を期末に一本化する動きが相次ぐ見通しだ。みずほフィナンシャルグループ、三井住友銀行、りそなグループが普通株、優先株ともに中間配当を見送る方針を固めるなど、大半が年2回から1回への配当に切り替える。株安など経営環境の不透明さが増しているため、ひとまず内部留保を優先する。
優先株の中間配当を継続するUFJグループも普通株は期末配当に一本化する。三菱東京グループは9月中間期が赤字の見通しだが、他行より配当余力がある。今後、中間配当の継続、見送りの両面から検討するという。三井住友銀は中間配当の起算日を持ち株会社を設立する12月以降にずらす必要があるという特殊要因もある。ただ、大半の大手銀が9月中間期が黒字となる見通しにもかかわらず、前年度に続き期末配当への一本化へ動く底流には、来年3月末の株価を見極めて配当方針を決める必要があるという判断が働いている。