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日本経済団体連合会など経済三団体は小泉内閣の改造を受け相次ぎ見解を公表した。竹中平蔵経済財政担当相の金融担当相兼務について奥田碩日本経団連会長は「若く能力のある人。対応していけるのではないか」と歓迎する意向を表明。公的資金を活用した不良債権処理加速を支持する方針を初めて表明した。
奥田会長は「がけっぷちに追い込まれた時期。不良債権を処理すれば倒産も相当出るが、結局誰かがやらないといかんということだろう」と指摘。不良債権の処理加速に伴う倒産の増加は「やむを得ない」と容認したうえで「雇用面などの安全網を拡充する対策が必要」との認識を示した。
一方、小林陽太郎経済同友会代表幹事は「竹中氏の金融担当相兼務により、金融安定化策を巡る閣内不一致のおそれを一掃できる」と歓迎のコメントを公表した。山口信夫日本商工会議所会頭も「今回の改造は、公的資金を投入しても不良債権の処理を加速したい総理の意思の表れ」と指摘。「金融システム健全化とデフレからの脱却を早急に図ってほしい」としている。(19:40)