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金融担当相兼務となった竹中平蔵経済財政担当相は30日に記者会見し、大手銀行への公的資金の投入を検討する考えを表明した。不良債権問題の抜本解決に向け「あらゆる可能性を視野に入れて判断する」と強調。資産査定の厳格化、自己資本の充実、銀行の統治機能の整備という3項目を満たすような総合策が必要との考えを示した。
公的資金の再投入について、竹中経財・金融相は「一つのあり得る結果だ」と述べた。銀行の貸出資産の内容を従来より厳しく査定し、自己資本を精査した結果、必要ならば公的資金を投入する考えを示した。今後は金融当局の立場で「(銀行が抱える資産の)ふたを開けて、中を見て、本当に何が必要なのかを判断する」と語った。
これまでの金融行政について竹中経財・金融相は「金融危機を起こさないという点で(前金融相は)立派な仕事をしたと思う。だが、その後にさまざまな経済の状況変化があった」とした。(19:22)