<モルガン・スタンレー証券ストラテジスト 神山直樹氏>
閣内の不整合がなくなるという点で、株価にはポジティブな材料といえる。柳沢前金融担当相の主張と竹中経済財政担当相の主張は、本来もう少し議論の余地があるが、ここで対立を減らしたという意味は大きい。これで一貫した政策対応がしやすくなり、不良債権処理に向けた公的資金注入に進むと思われる。あとは銀行自身がどのように不良債権処理を進めるかにかかってくる。
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