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柳沢金融担当相は、不良債権処理で公的資金注入の是非について、あらゆることを勘定に入れてベストのチョイスをする、との考えを示した。
柳沢金融担当相は、不良債権処理について、「いろんなアイデアを聞いて、少しでもいいものがあれば、取り入れる。しかし、取捨選択し、整理するのは我々の責任だ」と述べるとともに、公的資金注入に関して「あらゆることを勘定に入れて、ベストのチョイスをする」と語った。ただ、一方で公的資金注入に反対の立場を表明し続けてきたことについて「今、現時点で、そんなに飛躍や断絶があるべきではない」と述べた。
仮に公的資金注入した場合のスキームについては、「すでに辞表を提出しており、今の状況で言えば、次の人が決めること」と述べた。小泉首相からは、内閣改造後の体制については「話はない」とした。
また、30日朝に塩川財務相から、G7(7カ国財務相・中央銀行総裁会議)の報告を受けたとし、「公的資金注入は地域金融機関再編の流れで話したとの報告だった」と述べた。
自身の去就については、明言を避けたが、不良債権処理問題について「総理との間で、認識に相違はない」と明言した。