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(回答先: 【二転三転】財務相:公的資金あり得ると米財務長官に言った−事務局の訂正を否定(ワシントン9月28日ブルームバーグ)【二転三転】 投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2002 年 9 月 28 日 21:49:56)
塩川正十郎財務相は27日午後(日本時間28日午前)、主要7カ国財務相・中央銀行総裁会議(G7)に先立ち、オニール米財務長官と会談した。オニール長官は日本に不良債権処理の加速を促し、世界経済の成長に寄与する政策を求めた。
塩川財務相は会談後の記者会見で「米側に不良債権処理での公的資金の活用を伝えた」と説明したが、約2時間後に日本財務省の広報室が「公的資金の発言はなかった」と撤回。塩川氏は28日朝になって、「自分は話した」と事務方の説明を否定。会談でのやりとりをめぐって混乱が続いた。
財務省広報室の「訂正後」の発表によると、会談でオニール長官が日本の経済成長の見通しを尋ねたのに対し、塩川氏は「今年度はマイナス成長にはならず、来年度は1%程度を期待している」と述べた。そのうえで、塩川氏は不良債権処理のほか、構造改革特区などの規制緩和や税制改革、特殊法人改革の四つの政策を進めて経済成長を目指す努力を重ねていることを強調した。
オニール長官は日本銀行が銀行保有株の購入を決めたことについて、その経済効果を問いただした。塩川氏は銀行と企業の株の持ち合いによる「癒着」が解消されることで不良債権処理が進むと説明。経済成長にもプラスとの考えを示し、理解を求めた。
ただ、公的資金の投入について、塩川氏が説明したかどうかをめぐっては、財務省広報室が「大臣に確認した」としたうえで、「会談を通じて公的資金の話は一切出なかった」としたのに対し、塩川氏は28日朝の会見で「なぜ削除するのか。自分は確かにオニール長官に話をした」と述べた。 (21:56)