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国外から直接投資を引きつける魅力を示す「潜在力指数」で、日本は7位から14位に後退――。国連貿易開発会議(UNCTAD)は新たなランキングを公表した。
この指数は国内総生産(GDP)成長率、輸出のGDP比率、研究開発費の割合、高等教育を受ける学生数の人口比、政治・商業的カントリーリスクなどを総合的に判断。1988―90年と98―2000年の両時期を比べた。
首位は米国で、上位には先進国が並んだ。その中で日本の後退は、9位から20位に下がったドイツと並んで目立った。逆にシンガポールは16位から3位、アイルランドは25位から11位に躍進した。独立関税地域として13位に入った香港を別に勘定すると、中国は59位から84位に下がった。
先進国の順位は比較的安定しているが、途上国や旧ソ連・東欧圏は浮き沈みが激しい。上昇率が高かったのはガイアナ(127位から43位)、エルサルバドル(119位から49位)など。最下位はシエラレオネだった。(ジュネーブ=清水真人)(10:23)