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(回答先: 金融相、RCC活用なら公的資金容認の考え〔日本経済新聞〕 投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2002 年 9 月 27 日 12:34:34)
金融庁は銀行の不良債権処理を加速させるため、整理回収機構(RCC)の不良債権の買い取り価格を引き上げ、不良債権の購入を拡大する。現在は市場の実勢価格を示す「時価」が原則だが、債権の簿価から将来の貸し倒れに備えて計上した引当金を差し引いた「実質簿価」でも購入する方向だ。ただし厳格な引き当てを条件にする。買い取った債権を売却・回収した際の損失については国と民間で折半して負担する見通しで、公的資金の投入が必要になりそうだ。
小泉純一郎首相は9月の訪米で不良債権処理の加速を公約。柳沢伯夫金融担当相に具体策を早急につくるよう指示していた。金融庁は銀行の帳簿から不良債権を完全に切り離す「最終処理」を進めることが重要と判断。銀行が不良債権を売却しやすくするように回収機構の機能を債権の購入価格面から見直し、これを10月に打ち出す金融安定化策の柱とする。