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田中康夫・長野県知事の再選後初めてとなる9月定例県議会が26日開会した。不信任案が可決された6月県議会は知事の答弁中に怒号が飛び交うなど荒れに荒れたが、この日はヤジもなく、知事が提出議案の説明を終えると「反田中」の急先ぽうだったベテラン議員まで拍手をするなど、すっかり様変わりした。
田中知事は「多くの県民の皆さんが、芽生え始めた改革を後戻りさせることなく前へ推し進めよと意思表示してくださいました」と知事選を総括。そのうえで「県議や市町村長と胸襟を開いた対話を行い、県政運営に当たってまいりたく存じます」と述べた。
不信任を主導したが、知事選後に解散した会派「県政会」名誉団長だった石田治一郎県議は「私どもも反省する点がいっぱいあったし、知事自身も考えを改めたことを痛感し、思わず手をたたいた」と拍手の理由を説明した。
県議会は知事選後、不信任の責任を取って県議1人が辞職したほか、五つだった会派は解散や分裂で9会派に増えている。 【西田進一郎】
[毎日新聞9月26日]