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(回答先: Re: 柳沢を替えれば処理できる問題か? 投稿者 スーパー銭湯 日時 2002 年 9 月 26 日 16:35:13)
まあ、柳沢の首を挿げ替えるより、銀行の経営陣すべて交替する方が確かに筋ですナ。
首を、変えたからって銀行の体質はそう変わらないでしょう。都銀もひところから比べれば、多少腰も低くなったかもしれない。窓口は腰が低いが、依然、尊大な基本的体質な行員が多いような気がします。 第一地銀に至っては、依然地域の日銀的態度が変わってないと、個人的には感じています。銀行員さんで、このレスを読まれて反論があればどうぞ。
少しフォローすると、銀行が無能なのではない、金融政策の根本的失政。間接金融から直接金融への移行が、スムーズに行なわれなかったことが原因の一つ。(その根本は、日本人的潔癖症、証券株式に対するある種の侮蔑感が原因ではないでしょうか。)高度成長が終焉して、成長企業が少なくなり(実態は、専門でないので把握していませんが、少なくなかったかもしれません)、勢い不動産融資にしか活路を見出せなかった。ベンチャーキャピタルも、ファイナンス会社も区別が無いくらいいい加減な融資がまかりとおった時代で、間接金融重視の結果が、直接金融を重視育成しなかったことも、今日の経済準恐慌状態を作る原因となった。もっともバブル時代は直接金融で発行した資金を、財テクに向けたことも直接金融の育成に悪影響をもたらしたことも事実。(証券業界もそりゃー罪人です。)
無責任な発言ですが、一度銀行は、潰れたほうが日本の将来の為には、もしかしたら、有益かもしれないかとも思います。役人にしても銀行員にしても、辛酸を舐めなければ、体質はかわらないでしょう。
でも実際潰れるとなると、その衝撃波はカタストロフィーまで発展する恐怖があり、地球を割ってしまうホヨヨ!かもしれない。そんなわけで都銀は潰さず国営化される運命か?
やがて巨大化した恐竜は、隕石の衝突を待たずして自滅の道をみだしていた。巨大化したメガバンクは、恐竜と同じ運命かもしれん。(隕石はなに相当するかな?)
でもまあ、柳沢氏の責任を取ってもらおうというのは、理由がある。沈みゆくタイタニックの船上で、まだ、大丈夫だ沈んでいないと主張し、救命ボートは限られているのにもかかわらず、ボートを有効に人数の振り分けを行なわない船長みたいなものだ。船長を替えたからといってどうにもならないが、犠牲者が少なくて済むかもしれない。
そういうことで、マーケットは柳沢大臣に人身御供になってもらうことを望んでいます。