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黒田財務官は、不良債権処理について、手段は法律的、財政的に相当整っており、その実行やタイムスパンが重要、との考えを示した。
7カ国財務相・中央銀行総裁会議(G7)を前に、記者団に述べたもの。
黒田財務官は、27日に行われるG7のテーマについて、1)世界経済の回復状況とそれに伴うリスク、コーポレートガバナンス、2)ラテンアメリカを中心とした新興市場国の通貨危機、アルゼンチンなど個別国と一般的な債務リストラ、3)テロリストへの資金支援への対抗、4)開発問題一般―――を挙げた。
このうち、世界経済については、どのように日本や各国が説明するかは分からず、財務官の考え方だとした上で、「日本は、景気が緩やかに回復しているというシナリオは変っていない。むしろ、春頃の見通しよりは、足元や来年の見通しは、少し上方修正気味だ」と述べた。具体的には、今年がゼロか若干のマイナス、来年が1%程度の成長と見られており、緩やかな回復だとした。
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日本が抱える問題として、財務官は、「デフレが続いている。消費者物価は1%、デフレーターは1.5%程度の下落が続いている。これを直していかないと、名目成長率が伸びず、本格的な経済の回復感は出てこない。デフレが続くと新しい不良債権が出てくる。デフレをどう解決するかが大きな問題であり、課題だ」と指摘した。
さらには、不良債権問題にも触れ、「相当額の処理が行われてきたが、正常化したとは言い難い。現時点で問題が解決していないことは事実だ。不良債権処理がきちっと行われることが重要であり、日本経済の問題として出てくる」と述べた。
★タイムスパンが重要・・・もう時間はないんですが。明日夏休みが終りというときに、全ての宿題を開始するような話だと思うのですが。黒田さん、氏んでください。