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三菱電機は通信用サーバー向けに生産している半導体「DRAM」(記憶保持動作が必要な随時読み出し書き込みメモリー)事業から来春にも撤退する方針で、NECと日立製作所の合弁会社に売却する交渉を進めていることが25日、明らかになった。合意すれば、国内のDRAM製造会社はピーク時の6社から1社に集約される。
三菱電機が事業の売却先として検討しているのは、NECと日立の折半出資によるエルピーダメモリ(本社、東京都中央区)。売却条件などで交渉中で、DRAMを生産している西条工場(愛媛県西条市)をどうするかも未定という。
三菱電機のDRAM事業は、02年3月期決算の売上高が約220億円で、営業赤字に陥っていた。韓国企業などの大量生産による安値攻勢の影響でコスト割れするなど不振が続いている。
一方、99年に設立されたエルピーダメモリも業績は思わしくない。三菱電機のDRAM事業を買収すれば、開発力の強化と生産能力の向上によって収益の改善が図れる。 (10:35)