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米大手格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスは23日発表したリポートで、世界のジャンク債(高リスク・高利回り社債)のデフォルト(債務不履行)率は年末までに約 9.8%に上昇するとの見通しを示し、7月時点の予想(8.8%)を修正した。
8月のデフォルト率は前月比0.5ポイント低い9.6%と、1カ月としては 2000年7月以来最大の低下となったが、ムーディーズは8月に「低下基調が予想より強く表れたため」、9月以降、年末にかけてデフォルト率は再び上昇してくる見通しだと指摘。さらに、2003年8月にはデフォルト率が約8.5%に低下しようと予想した。
ムーディーズによると、8月にデフォルトに陥ったのは、保険・金融のコンセコ(51億ドル)や英通信機器メーカー、マルコーニ(33億ドル)など7社で、債務不履行となった債券の総額は102億ドルに達した。