現在地 HOME > 掲示板 ★阿修羅♪ |
|
24日の東京債券市場は、20日の10年物国債入札で初めて「売れ残り」が出る事態となったことを受けて債券価格は続落(金利は上昇)した。24日から指標銘柄となった10月発行の10年物国債の金利は朝方、前週末より0.020%高い1.335%まで上昇した。取引時間中としては7月31日以来の高水準だ。
長期金利は株式市場が低迷する一方で、金融機関の余剰資金の受け皿となった債券市場に資金が集まったため、13日には一時1%ちょうどまで下落していた。だが、その後の日本銀行による銀行保有株の買い取り発表によって株式市場が持ち直す期待が膨らんだことで長期国債の敬遠ムードが広がり、金利が急上昇。20日の応札不足という事態で相場の先行きに不透明感が広がっていた。
(11:22)