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【NQNニューヨーク=渋谷淳】
23日午前のニューヨーク外国為替市場で円は大幅安。一時1ドル=124円10銭前後まで売られ、124円台の円安は6月下旬以来の円安水準をつけた。「対ユーロでのまとまった円売りがきっかけになった。今のところ目新しい手掛かりは聞こえてこないが、節目の1ユーロ=121円50銭を超え、損失確定の円売りが広がった」(外為トレーダー)という。円は対ユーロでも一時122円の節目に迫った。欧米株の下落を受けた日本株の下落見通しや前週の10年物日本国債の入札が未達に終わったことなどを受け、「円の先安観が改めて広がっている」(ディーラー)との指摘が出ていた。
欧州ではドイツの連邦議会(下院)選挙で連立与党が過半数を獲得。シュレーダー首相の政権基盤の弱さを懸念して株式相場が大きく下落し、ユーロは対ドルで一時0.97ドル台後半に下げた。しかし、ユーロ売りはさほど広がっていない。米国株もナスダック総合指数が1200の節目を割り込むなど下げがきつく、対ユーロではドルの上値を抑えている。 (23:39)