現在地 HOME > 掲示板 ★阿修羅♪ |
|
基準地価、全国平均11年連続下落
国土交通省は19日、土地取引の目安となる今年7月1日時点の都道府県地価(基準地価)を発表した。全国平均の地価は11年連続で下落し、前年比では5・0%値下がりした。用途別の下落率は住宅地が4・3%(前年は3・3%)、商業地が7・2%(同6・6%)。住宅地は5年連続、商業地は2年連続で下落幅が拡大しており、長引く景気低迷を背景に資産デフレの加速を示している。
地価がピークをつけた91年との比較では、住宅地が23・2%下落、商業地が51・6%下落した。
今年の基準地価を地域別にみると、東京、大阪、名古屋の3大都市圏で、住宅地が前年比6・8%、商業地が同8・2%それぞれ下落し、これ以外の地方圏はそれぞれ3・4%、6・8%値下がりした。
都道府県別では、住宅地が横ばいだった島根県を除く全都道府県で、住宅地、商業地とも下落した。
ただ、東京都区部では、高層マンション人気や都市再開発計画ラッシュを背景に、住宅、商業地とも下落幅が縮小したほか、都心の一部地区では開発用地の確保が難しくなっているケースもあり、平均価格が落ち込む中で、局地的に横ばいや上昇に転じる二極化現象にも拍車がかかっている。
地価下落について、国交省は「企業活動の停滞や雇用情勢の悪化、所得の減少が反映している」(青山俊樹事務次官)と分析した。(読売新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20020919-00000011-yom-bus_all
※住宅地の地価はバブル期から23.2%しか落ちていないのですね。