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(回答先: Re: ★日本の銀行もはや手遅れ?★ 投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2002 年 9 月 20 日 06:30:15)
http://www.hayami.org/htm/md_05a.htm
商品(実物)投資に力をいれよう
このところ国際商品市況の上昇基調が一段と鮮明になってきました。代表的な商品指数であるCRB指数は、5日の終値が222・24でした。220ポイントを超えたのは昨年3月13日以来、約1年半ぶりです。昨年テロが発生した直後、10月に183・52の安値をつけていましたが、そこからほぼ一本調子に上昇しており、10月以降の上昇率は21・1%になっています。中身を見ると農産物や原油・金が値上がりをリードしています。小麦は5年ぶりの高値に達しており、原油や金も高値に張り付いています。
日本人に限らず、エコノミストやアナリストは未だにデフレを前提に世の中を見ていますし、世間の大多数の人々もデフレを前提とした資産運用をしています。預貯金や債券に資金が集まっているのがその証拠です。しかし私はかねてから、もはや世界の潮流はインフレに向けてスタートを切ったと断言してきました。従って預貯金はもとより、債券で何年間もお金を寝かせるなどというのは実に愚かな話であり、20年ないし30年ぶりの長期下げトレンドにピリオドを打って、巨大な上昇トレンドに転換した商品相場にこそ、資金を振り向けるべきなのです。株式市場でも金や原油に直接絡む銘柄に的を絞って買い推奨していたのもそのためです。日々の細かな動きはどうでもいいのです。そして最終的には金そのものを手元に溜め込んでいかなければなりません。
世間の大多数の人々は、外貨はもとより金など全く保有していません。つまりインフレに対する備えが全く出来ていないのです。過去の例から見てCRB指数が230を超えると、インフレへの懸念が出始めるわけですから、もはやその寸前まできています。世間の大多数の人々が物価上昇率などを見て、ようやくインフレになってきたことを気付いてからでは遅いのです。私があらゆる機会を通じて、これから恐るべき事が次々に起きるだろうと警告しているのは、それらが全てインフレに火をつけて、燃え広がっていくように誘導していく事がテーマだからです。これから数年後には現時点では想像も付かないような世の中になっているでしょう。早見は既にその先行きに待ち構えている事態を踏まえて行動して頂いています。
金相場が三角持合を上に放れて、ダブル底を確認しました。従って金の現物をもっと買いましょう。そして、NY市場に上場しているアメリカの金鉱株も、積極的に買うべきです。日本国内だけでちまちまと資金を動かしているだけでは駄目です。まして100年経っても2倍にならないような雀の涙の利回りで預貯金や債券にお金を寝かしているようでは、話になりません。外貨や金、商品ファンドなどに積極的に資金を回していきましょう。21世紀はインフレの時代であり、商品の時代なのです。ペーパーマネーの時代は終わりを告げ、実物の時代がやって来るのです。