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日本銀行は19日、金融システムの安定化策として金融機関の保有株を直接買い取る規模について、全体で1―2兆円程度とする方向で調整に入った。日銀の財務の健全性を確保する必要があるほか、日銀の収益力などから見て、1―2兆円の買い取りが妥当と判断している。
日銀は金融機関から売却の意思や買い取りの仕組みへの要望を聞いたうえで、10月上旬には買い取り対象となる銘柄の選定基準などの具体策を固め、年内に買い取りを始める方針だ。
日銀は買い取り対象とする金融機関として大手など15行を想定し、買い取り期間は1―2年程度としたい考え。保有株の下落が金融機関の財務内容に与える影響を早急に軽減するため、可能な限り早めに大量の保有株を買い取る方針だ。
ただ、買い取り規模に関しては、政府内には4―5兆円規模が必要との意見もあり、今後詰めの調整が行われる見通しだ。
(9月20日03:04)