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日本銀行が、政府のデフレ対策にあわせて、追加的な不良債権処理の促進策に踏み切る方向で検討を進めていることが17日、明らかになった。具体的には整理回収機構(RCC)が、健全な金融機関から不良債権を買い取る資金を、日銀が政府保証つきで超低利融資する案などを軸に調整している。
日銀は、金融システムを強化し、デフレ脱却の糸口をつかむには、不良債権の最終処理を急ぐ必要があると判断している。政府は大手行に対し、今年度中に10兆円以上の不良債権を最終処理し、うち3兆円をRCCに売却するよう求める方針をすでに固めている。日銀がRCCに買い取り資金を供給すれば、処理促進の効果も期待できる。
(9月18日03:10)
★日銀が不良債権を直接買い取ることに対しては、まだまだ関係者の合意を得ることは困難だと思っていましたが、実質的にはRCCを経由して買い取ることになるこのような措置がいきなり出てくるとは思ってもみませんでした。これは実現すれば日本の不良債権処理とデフレ解消にかなり大きな前進となります。外圧がなければこの国は迅速な合意形成が全くできないという好例です。