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日本の銀行がいつこんなことを出来るのだろうと待っていたがとうとう、銀行からこのようなことを進めることはなく。
国有化となる手段を選び、さらに公的資金も焦げ付かせ、
そのうえ、ペイオフ延期、小さい中小企業を先に倒産させ
大手の会社の延命を間接金融でおこない。
直接金融で多めに資金を調達していた大手企業を先につぶす。
そんな風に、日本の銀行がモラルハザードにおちいっていることが許せない。
今回これを期に、銀行が貯蓄と投資の間に立っていることを改めて認識させてやれ、そして人の貯蓄を使い投資してそれに穴があいたら銀行の利益で穴埋めするという銀行システム本来の役割を担うべきだ。
【ミラノ=小林明】イタリアの最大手銀行インテーザBCIは四日、労働組合に対して、従業員七千八百人を解雇すると通告した。七千八百人は国内の従業員の一五%、全世界の従業員の一〇%にあたる。どの地域の従業員を対象とするかは明らかにしていないが、二〇〇五年末までに段階的に実施する見通し。
同行は二〇〇五年末までに十五億ユーロの経費を削減する目標を掲げており、そのうち三分の一を従業員解雇で実現する計画。合併を繰り返して規模を拡大してきたインテーザBCIは経営合理化が急務となっている。