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東芝は4日、富士通製のハードディスク駆動装置(HDD)を搭載したDVDビデオ録画機の一部製品について、起動不良を起こす恐れがあることを明らかにした。HDDに使われている部品の不具合が原因。
富士通製HDDの不具合は、パソコン向けに搭載された約1000万台の一部で既に明らかになっているが、パソコン以外で問題が発覚したのは今回が初めて。HDD問題は広がりを見せ始めた。
起動不良の恐れがあるのは東芝のDVD録画機「RD−2000」で、このうち昨年4−8月に製造、出荷された計3000台。
ただ、この富士通製HDDは既に製造が中止されており、東芝は交換用HDDの早期の確保は困難と説明。応急措置として、録画した映像を記憶媒体のDVD−RAMへ移し替えてもらうよう購入者に呼び掛けている。
東芝の問い合わせ窓口はフリーダイヤル(0120)105970。