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ドイツ証券・チーフストラテジスト・武者陵司氏=きのう3日の東京株式市場で日経平均は終値で19年振りに9000円を割り込んだが、日本株は魅力的な水準にあると考えている。ただ、海外株安や国内政策の迷走の中で底入れは困難であり、日経平均は8000円台での下押し圧力が続くだろう。しかし、海外株と比較した日本株優位の構図に変化はなく、年末から来年にかけての日本株は上昇に転じるとみる。
投資戦略面でのキーワードは成長期待を抱くよりもデフレの長期化を覚悟したうえで安定を重視すべきという点である。言い換えれば、グロース(成長)からバリュー(割安)への切り替えだ。具体的には銀行を軸とする内需関連、陸運、食品などの収益が安定しているセクターに投資妙味があると判断している。