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09/14 14:28 あおぞら銀株年内売却へ ソフトバンク、保有の過半 経済01
共同
あおぞら銀行(旧日本債券信用銀行)の筆頭株主であるソフトバ
ンクは、保有する同行株式の過半数を年内にも売却する見通しだ。
株式保有比率は48・8%から20%未満に低下するが、筆頭株主
の地位は保つ。関係筋が十四日、明らかにした。
売却先はフランスの大手銀行BNPパリバなど外資三社が有力。
外資の合計保有比率は現在の12・7%から40%強に上昇するが
、国内資本が多数を維持し、あおぞら銀の再建は引き続き国内勢主
導で進む体制が事実上固まる。株式売却問題を発端とした同行の経
営不安説は沈静化する方向だ。
ソフトバンクは当初、保有株式すべての売却を検討したが、早期
の株式売却に難色を示している金融庁などに配慮、売却益は最大約
三百五十億円にとどまる。
保有比率は金融庁の審査の対象外となる20%未満に落ちるが、
来年以降となるあおぞら銀の上場までは、ともに二位株主のオリッ
クス、東京海上火災保険の14・9%を上回る株式を保有する。
売却先はパリバのほか、米投資会社サーベラス・グループとロー
ンスター。オリックスと東京海上はソフトバンクに対し、外資三社
の出資比率がほぼ均等になるよう求める考えで、保有比率は一社当
たり11%程度となりそう。
今年三月期連結決算で巨額の赤字を計上したソフトバンクは、負
債圧縮と主力のインターネット関連事業推進の資金確保のため、株
式売却を検討していた。
(了) 020914 1427
[2002-09-14-14:28]