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金融庁は、不良債権処理に関する包括的なシナリオについて検討する「金融分野緊急対応戦略プロジェクトチーム」のメンバーを発表した。
メンバーには、KFi代表の木村剛氏のほか、中原伸之前日銀審議委員など民間から5人を選任し、香西泰日本経済研究センター会長が座長を務める。
第1回目の会合は、きょう行われるという。
金融庁によると、民間メンバーは、木村剛・KFi代表、中原伸之・前日銀審議委員、吉田和男・京大大学院教授、奥山章雄・日本公認会計士協会会長、香西泰・日本経済研究センター会長(座長)に決まった。このほか、竹中担当相、伊藤金融担当副大臣、高木金融庁長官、藤原総務企画局長、佐藤検査局長、五味監督局長が参加、10月中に金融庁としての方策を取りまとめる予定、としている。
プロジェクトチームは、第1回の会合をきょう3日、午後8時半から開催する。会合終了後に竹中担当相が記者会見を行うという。