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竹中経済財政担当相は、いま、相対的に遅れている金融システム改革を一気に進めることが重要との見解を表明した。
名古屋市内で行われた講演会で言及したもの。
同相は、その際、4−6月国内総生産(GDP)が年率2.6%の成長を遂げつつあることを挙げ、「経済実体は、よくなる可能性を示唆している。一部には持ち直しの動きも見られる。いまは、経済の長期的なトレンドや実力を高めるため、構造改革を進めることが重要。この時にこそ、3つの改革を進めるべきだ」とし、金融システム改革、税制改革、規制改革の3点をあげた。
そして、「相対的に遅れている金融システムの改革について、改革を一気に進める重要な局面を迎えている。小泉総理は、その結論を出すことにアグレッシブな姿勢を持っている」と述べた。
同相は、その際、株価下落が大変に深刻なことだ、としながらも、「その下落の理由が、日本経済の不確実性にあることを見据え、冷静に対処すべきだ」と述べ、その不確実性の原因が金融システムにあることを挙げた。
この金融システム問題について、「これまでの議論は公的資金注入やRCC(整理回収機構)の機能強化など、矮小化された議論になってしまっている。いまは、そういった議論ではなく、金融システム自体の問題を解決させるのだ、という共通の認識を社会で共有することが最も重要だ」と述べた。
同相は、その点に関連して「さきの日米首脳会談で、小泉首相がブッシュ米大統領に対して、日本の不良債権処理を加速させると発言した意味は大きい。金融システム改革は、経済再生の最優先課題だ。10年間、日本が引きずってきた問題に一歩踏み込む最後のチャンスだ」とも述べた。
★ウケケケケ、親米派、水を得た魚だな。