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米格付け会社のスタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は9日、朝日生命保険と住友生命保険、三井生命保険、明治生命保険、安田生命保険の保険財務力格付けを引き下げた、と発表した。
朝日生命をシングルBマイナスからトリプルCに、他の4生保もそれぞれ引き下げた。今後の格付けの見通しはいずれもネガティブ(弱含み)。
S&Pは格下げの理由として、国内株式の低迷により保険会社の自己資本が悪化。資本の持ち合いをしている銀行の信用力低下も絡み資産リスクが増えているとした。これに対し生保各社は「経営基盤の健全性に問題はない」などと反論している。