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日銀が9日発表した8月のマネーサプライ(通貨供給量、速報)によると、普通預金を含む要求払い預金の残高(月中平均)は、前年同月に比べて37.1%増えた。伸び率は前月よりも0.5ポイント高まった。定期性預金を対象とした今年4月のペイオフ(預金の払戻保証額を元本1000万円とその利息までとする措置)の部分解禁前後に普通預金などが急速に増えたが、その後も高い伸びを示している。
その分、定期性預金の残高は、前年同月比で13.6%減った。減少幅は前月と同じ。今年度に入って12―13%台のマイナス幅が続いており、定期性預金に資金が戻る気配はみられない。
通貨供給量の代表的な指標であるM2+CD(現金、要求払い預金、定期性預金、譲渡性預金の合計)の月中平均残高は前年同月比3.5%増加した。伸び率は前月に比べて0.2ポイント高まった。(11:21)