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EIR。キャシー・ウォルフェ女史のニューズ・レター(二〇〇二年九月六日)。
日本政府、瓦解する米国システムから距離を置こうとして居る、との見方。
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○「EIR」誌東アジア担当、キャシー・ウォルフェ女史のニューズレター(二〇〇二年九月六日)によると、
日本の財務省一官僚は、
「米国ドルの〔世界共通通貨としての〕役割は終わった(又は終わりの始まり)」
「ウォール街の〔世界金融システムの中心としての〕役割は、おそらく終わりだろう。米国のハウス・モルトゲージ・マーケット〔これは、日本人には良く分からない。住宅抵当市場、と直訳されるが、これでは何のことか。米国では、多くの場合、住宅は抵当=モルトゲージに入って居る。その抵当の評価が、市場の状況で上下する〕が崩壊するとき、そのことは、ウォール街崩壊の最後の打撃とならう。」
と見て居ると。
○更に、彼(匿名の日本財務省官僚)は、
リンドン・ラルーシュの「新しい世界的通貨システムについて討論する必要あり」、との説に同意する、
と述べた(EIR誌に対して)と言ふ。
○キャシー・ウォルフェ女史〔EIR)の引用する、
日本財務官僚の観測ないし見解は、我々日本国民が、日本のあらゆる種類のマスコミを通じて、毎日毎晩、聞かされて居るアメリカ一辺倒、アメリカさまさま、アメリカにひたすら土下座する種類のお話と、
ひどく、調子が異なる、
との印象を受ける。
○このズレ、この食い違いは何を意味するのか。
○更に、キャシー・ウォルフェ女史によれば、
日本外務省の一官僚は、
日本政府は、全世界システムがエクスプローディング〔この場合は、崩壊、と言ふより卯も、内部から爆破される、自爆する、と言った意味に近い〕しつつあることを理解して居る。
更に、日本政府は、この状況下で、
日本、中国、ロシア、北朝鮮、韓国の地域的協働を始めるべき、
と見て居ると。
○これは本当ですか。
もちろん、EIR(キャシー・ウォルフェ女史)は、イイ加減なことは書かないであらう。
○しかしここに引用されて居る日本政府筋の見解は、我々日本国民が日本のマスコミによって知らされて居る日本政府の動きと、まるで違ふ。
○このズレの検証については、宿題として置く。
(了)