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【カイロ=松尾博文】
中東から米国への原油輸出にかげりが出てきた。サウジアラビアが最大の対米原油供給国の座をメキシコに譲る可能性が出てきたほか、イラクの輸出量も急減している。米国が調達先の分散を進めているためで、米同時テロ後の中東諸国との関係冷却化やイラクを巡る緊張の高まりを裏付ける動きといえそうだ。
米エネルギー省によると米国の今年1―6月の原油輸入相手国はサウジが一位だったが、輸入量は前年同期比で日量18万バレル減少した。輸入全体に占める比率も18.0%から16.9%に下落。一方、二位のメキシコは14.0%から16.2%に上昇した。三位のカナダも比率を高めた。
(07:02)