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【ワシントン竹川正記】
6日のニューヨーク・マーカンタイル取引所の原油先物相場は、米英軍機がイラク西部で、大規模空爆を行ったとの英紙報道を材料に急騰、代表的銘柄の米国産標準油種(WTI)10月渡し物が一時、前日終値比1.21ドル高の1バレル=30.19ドルをつけた。米国の対イラク開戦に伴う原油の需給逼迫懸念が高まったためで、8月20日以来、約半月ぶりのの30ドルの大台突破となった。
その後、米英政府が「空爆は通常の監視活動の一環で大規模なものではない」と、米国のイラク開戦に絡めた英紙の報道を否定したため、終値は同比0.63ドル高の1バレル=29.61ドルとなった。市場では、米国の対イラク開戦懸念に加え、米国の原油在庫が再び減少していることも材料視されており、相場の上昇圧力が強まっている。