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東京証券取引所の土田正顕社長は5日、日本経済新聞に対し、最近の世界的な株安に関連して「東証の売買代金が減少傾向にあることが心配だ」と述べ、株価の下落だけでなく市場に流れ込む資金量が減っていることに強い危機感を表明した。土田社長は東証が5日にロンドンで開いた投資セミナーに出席するために訪英していた。
東証一部は売買代金が5000億円を下回る日もあるなど、流動性の低下が目立つ。土田社長は株式市場にお金を呼び込む策として「上場企業に投資単位の引き下げと迅速な情報公開をさらに求める」と語り、個人投資家が株式を購入しやすい環境を整えることの重要性を指摘した。(ロンドン=小平龍四郎) (16:00)