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(回答先: 4―6月期設備投資15.5%減・法人企業統計 (日経新聞) 投稿者 招き猫 日時 2002 年 9 月 05 日 10:27:05)
財務省が5日発表した8月の景気予測調査によると、7―9月期の大企業の景況判断指数(BSI、前期に比べ景気が「上昇」とみる企業から「下降」とみる割合を引いた値)はマイナス9.7。4―6月期(マイナス8.8)に比べ悪化した。昨年11月調査以来続いていた現状判断のマイナス幅縮小が止まり、景況感の回復が一服した格好。
先行きの見通しは、10―12月がマイナス0.3、2003年1―3月がプラス4.2と改善傾向を示している。財務省では「昨年の10―12月をボトムにマイナス幅が全体としては縮小している」と説明している。
中堅企業のBSIは7―9月期マイナス16.9と、4―6月期から横ばいだった。一方、中小企業は4―6月期のマイナス36.5から7―9月期のマイナス31.8へ改善した。中堅企業、中小企業とも先行きに関してはマイナス幅の縮小を見込んでいる。2002年度の全産業の経常利益は、前年比14.5%増の見通し。上期5.1%増に対し下期22.9%増と、下期に大幅な回復を見込んでいる点は前回調査から変わっていない。 (10:28)