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【パリ=奥村茂三郎】
仏最大の石油会社トタルフィナ・エルフが4日発表した1―6月期決算は純利益が前年同期比30%減の30億5000万ユーロ(約3566億円)となった。原油価格や精製コストの上昇が響いた。売上高は10%減の502億2000万ユーロ。
デスマレスト最高経営責任者(CEO)は決算発表の席で「原油調達先の分散に加え、損益分岐点の引き下げにより外部環境の変化に強い経営体質を目指す」と強調した。 (21:00)